Journalingとは?

ジャーナリングは心や頭の中で感じていることを全て紙に書き出すことで、日常では気づけない自分の思考や感情を知るという作業です。


また、思考や感情を視覚的に整理し、ストレスの軽減や問題解決へと導くためのセルフケアツールでもあります。

 

ジャーナリングとは書く瞑想&マインドフルネス

 

ジャーナリングという言葉を聞いたことがない人も多いかもしれません。ジャーナリングとは、自分の心や頭の中にあるものを紙に書きだし、自分と向き合う作業です。

紙とペンを使って、自分の思考や感情、起こった出来事と向き合うということ、またそれらをありのままに観察し気付いていく、ということが瞑想やマインドフルネスの一種とされていて、"書く瞑想"や"マインドフルネスジャーナリング"と呼ばれたりもします。

(マインドフルネスについて詳しくはコチラから)

 

 ジャーナリングの行い方

基本的にジャーナリングにルールはありません。思いついたことを、そのまま紙にひたすら書いていくだけでOK。
自分の思考や感情と向き合うことが苦手、もしくは初めて行う場合は、何を書いて良いのかわからないという人が多いと思います。

最初は5分間など短い時間で良いので、時間を決めてひたすらペンを動かすという風にしてみましょう。
大切なのは考え込まず、頭の中に浮かんでくることをひたすら書くということ。
わからなければ"わからない"や"書くことがなくなった"などと思ったことをそのままノートに書いてみてください。
続けていくうちに、わからない。
けれどなんとなくイライラする?ソワソワする?など、わからない中にも存在する思考や感情が少しづつ見えるようになります。

人に見せるものではないので、ためらわず思いつくままに書き出してみましょう。

 

 ジャーナリングのメリット

ジャーナリングには主に以下のようなメリットがあります。

  1. ストレスの軽減
  2. 思考や感情・物事を客観視し、可視化できる
  3. 集中力が養われる

◆メリット1:ストレスの軽減

私たちの脳は常に思考を巡らせています。
それは次々と浮かんでくる考え事や悩み事、アイデアを常に頭に抱えた状態ということです。
その状態こそがモヤモヤの原因となったり、頭がスッキリしない状態を生み出します。
また沸き起こる感情を消化しないまま心の中に溜めて置くことも、心を曇らせる原因となります。

悩み事や相談事を身近な人に相談することでスッキリしたという経験はありませんか?
人に話さなくてもジャーナリングを行うことで、ストレスの原因となる思考や感情を吐き出すことができ、ストレス軽減へと繋がります。

 

メリット2:思考や感情・物事を客観視し、可視化できる


紙に書くこと、またそれを見返すことで自分が気付かなかった思考や感情に気付けるようになります。
更に、それらを俯瞰で見ることができるようになっていきます。

人間の脳は1日に約1.2~6万回もの思考をしているという研究結果(*1)があります。
そしてその思考ですが、全てが今この現実に起こっている事実ではありません。

そして私たちが日々思考していることの多くは、未来への不安や過去の経験から来る想像や妄想であり、そのほとんどは事実ではありません。

ジャーナリングをした後は是非一度読み返してみてください。
本当にそれは起こり得る事実でしょうか?事実に何かしらの脚色や価値判断などを加えた想像ではないでしょうか?

読み返すことで思考や感情を視覚的、且つ俯瞰で見て整理ができるということもジャーナリングの大きなメリットです。


Source*1:アメリカ国立科学財団(National Science Foundation)の研究

 

メリット3:集中力が養われる

ジャーナリングには瞑想と似た効果があるとお話しましたが、瞑想同様、ジャーナリングを行っている時間は自分の思考や感情に集中するという時間です。

ジャーナリングをしている時間=今この瞬間に集中するということ。

普段の生活では、本来やるべきことからいつの間にか気が反れて違う作業をしてたり、何をしようとしていたんだろう?と自分の行動がわからなくなることはありませんか?
それはまさしく集中力に欠け、マインドフルネスは真逆の状態であることを意味します。

ジャーナリングや瞑想のように意識的に何かに集中する時間を定期的に持つことは、脳の集中する力のトレーニングともなり、マインドフルに物事をすすめる手助けとなります。

 

Wellbeing journalのジャーナリングブック

 先ほどもお話した通り、ジャーナリングにルールはなく真っ白なノートに書きたいテーマなどを決め、ひたすら紙に書いていくものです。
ですが、書くテーマが思いつかなかったりするとなかなか始められなかったり、習慣にならないということが起こります。

そこでWellbeing journal のジャーナリングブックは、誰でも気軽にすぐにジャーナリングを始められるよう、質問形式で構成されています。

マインドフルネスの要素を盛り込んだ質問形式になっているので、初めての方でも自分の感情や思考に気づきやすく、質問に答えるだけなので、短時間で、また継続的に行うことが可能です。

ジャーナリングは必ずしも紙に書かなければいけないというルールはありませんし、現にジャーナリングアプリが存在していたり、PCやスマホでジャーナリングを行いたいという人もいるかもしれません。

ですが、Wellbeing journal では紙に書くということを大切にしている為、あえてノートという形にしています。
今はスマホやPC、ソーシャルメディアやメッセージアプリが普及したことで"紙に書く"ということをしなくなったかと思います。

ただでさえスクリーンタイムが長くなっている私たち。
紙とペンを使う時間が、デジタルデトックスの時間となることも、あえて紙にしている理由のひとつ。
また何かしらのデバイスを使用していると、メッセージの通知などが来ることで意識が反れてしまう可能性が高まる事に加えて、紙であればネット環境などに左右されることもなく、どこでも気軽に行えます。

風邪を放置してこじらせてしまえば肺炎など重症化しますが、ひき始めに正しい対処をしていれば大事には至りません。
私たちの心も身体と一緒で、重症化する前にケアをしていれば重い精神疾患になることも防ぐことができます。

メンタルヘルスケアというと精神科やセラピーを思い浮かべる人も多いかと思いますが、それらを必要とする前に日頃から心のケアを気軽に行ってほしいという想いで生まれたのがWellbeing journal です。

デスクやカフェのテーブル、どこに置いてもスタイリッシュで、持ち歩きたいと思えるようなデザインにすることで、ライフスタイルに溶け込むことを大切にして作りました。

Wellbeing journal が日常の一部となり、自分らしく心地の良い毎日を送る手助けとなれるよう、サポート致します。

Wellbeing journal founder
Moka

(メリットや効果は一般的なジャーナリングについて述べているものであり、当ショップ商品の効果等を保証するものではないことを予めご了承くださいませ)

 

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